顔認識でイミグレ通過、まずは空港で開始【香港―経済】

入境処が出境する外国人向けの自動化ゲートをイミグレーションに新たに設置、10月10日から運用を開始した。同日付香港各紙によると、自動化ゲートの通称は「離境易/スマートデパーチャー」。従来の「e―道」ゲートにスキャナーとカメラを設置したもので、パスポートの顔写真とカメラの画像を照合し審査するシステムだという。所要時間は約20秒と、有人カウンターに比べ半分の時間で済むのが特徴だ。使用条件は満11歳以上で、入境処と国際民間航空機関(ICAO)が指定した国・地域のICパスポート所持者で、特別な申請などは不要。ただ、マスクや太いフレームの眼鏡などは外す必要があり、また美容整形や怪我などで入境時と顔が異なる場合は判別ができないため有人カウンターでの審査となる。入境処では年末までに各イミグレに計300基を投入予定で、出境する外国人の20~30%程度が使用すると予測している。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170711_1915/

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