林鄭長官、施政報告の全文朗読を取りやめ【香港―政治】

林鄭月娥・行政長官は10月11日に発表する施政報告(施政方針演説)について従来行われてきた立法会での全文朗読を取りやめるもようだ。9日付『星島日報』によると、立法会での発表は1時間以内で重点を述べるにとどめ、発表後の記者会見とフォーラムの時間を延長する。行政会議の陳智思・召集人は、この慣例変更は行政会議メンバーから提案され林鄭長官が受け入れたことを明らかにした。また施政報告発表前の最後の日曜となった8日には多くの団体が特区政府本庁舎前でデモ活動を行った。デモ隊が最も多かったのは香港工会連合会(工連会)で、域外労働者の導入拡大に反対し、まず地元労働者の待遇と仕事量の問題の解決すべきと要求。民主党は政府が法定労働時間制定やMPFのオフセッティング撤廃など民生問題を軽視していると風刺したほか、政治体制改革のやり直しを訴えた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171009_4206/

 

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