和楽器コンサート「East and West」開催【香港―社会】

中環にある複合施設シティホールで10月9日、和楽器などのコンサート「East and West」が開催された。これは今月からおよそ2カ月にわたって行われる在香港日本国総領事館主催の「日本秋祭 in HK―魅力再発見―2017」認定事業の一環で、日本の伝統的な和楽器の音色を身近に感じてもらおうというもの。中心となったのは今年創立20周年を迎える琴の会「Imatake Koto Ensemble」で、メンバーは現在4人。毎年、香港各地でイベントを開催している。今回は東洋と西洋の融合をコンセプトに琴、尺八、和太鼓とともに、香港フィルハーモニーからバイオリン奏者・鈴木美矢香氏も参加。会場に見に来た香港人の男性は「琴や尺八などの和楽器の演奏を生で見るのは初めて。哀愁漂う深みのある音色に心を奪われた」と話した。イベント代表の小野菜々子氏は「これまでもイベントは開催してきたが、西洋楽器をいれるとまた味わいが違った。今回は日本秋祭の一環として、さらに広く知ってもらえるきっかけになって嬉しい」と語った。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170929_3970/

 

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