預金準備率引き下げ発表はハト派シグナル

コンサルティング会社JLアドバイザーは10月6日に広発証券のリポートを配信した。中国人民銀行は、主に中小企業や農業向けの貸し出しを行う銀行のために、預金準備率の引き下げを発表した。しかしこれは2018年に実施する。これは2016年2月以来初の引き下げであり、重要なハト派シグナルである。人民銀行は去年小さい企業や農業向けの貸し出しが全体の貸し出し残高の中、新規増加分を占める比率が1.5%以上の銀行に対しては預金純率を50ベーシスポイント引き下げ、同比率が10%に達した銀行についてはさらに100ベーシスポイント引き下げる。これらの条件の元、90%以上の銀行が準備率引き下げの対象となるため、実際には通常の準備率引き下げであると見ている。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20171006_4171/

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