香港大学学生会の前会長に社会奉仕令【香港―政治】

西九龍裁判法院(地裁)は9月21日、香港大学で昨年1月末に学生らが校務委員会会議の会議場を包囲した事件について、香港大学学生会の馮敬恩・前会長(23歳)と李峰●・前外務副会長(21歳)に量刑を下した。22日付香港各紙によると、7月の公判で馮氏は「公衆の場所での秩序かく乱行為」「刑事毀損」「強行進入企図」の3件で、李氏は「公務執行妨害」で有罪が確定。量刑は馮氏が240時間、李氏が200時間の社会奉仕令となり、2人とも罪を悔いている姿勢を示したことから禁固刑を免れた。弁護人は馮氏の直筆による嘆願書を読み上げ、後悔の意思と校務委員会への謝罪を表明。馮氏は1年余りを経て十分反省したと弁明した。ただし裁判官は「デモは自由と権利に属するが限度がある」と強調し、「若者は独りよがりになりすぎると理智を失う」と戒めた。【●=王へんに奇】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170724_2280/

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