スマホ充電器、2割が発火の可能性あり【香港―社会】

消費者委員会が香港で販売されているモバイルバッテリー(充電器)の性能を評価、発表した。9月15日付香港各紙によると、同委員会がサンプルとして選んだのは、価格は79~500ドル、容量は5000~1万2000ミリアンペアアワー(mAh)の計30種類のバッテリーで、安全性に問題があるとされたのは、ザクープアアイデア、VERUS、Eエレメント、Leouw、牛魔王など計9個。問題として、表示ほどの充電能力がない、充電時にバッテリー本体が熱を帯びる、放電容量が高すぎる、などの点が挙げられた。例えば、Leouwの製品は1万2000mAhと表示しながら実際には3000mAhしかなく、また100回の充電テストを行ったもののザクープアアイデアの製品は26回で充電不可に、インフィニティの製品に至っては容量が2割低下した上に4ミリメートルも厚さが増したという。またその9個のうち7個が耐火性が低く、発火しやすい素材を使用していると指摘されており、ionやMクラフツマン、Maxtronの名が挙げられた。一方、高評価を得たバッテリーは小米、ソニー、モーフィー、サムスンの4製品となっている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170807_2500/

Share