ペニンシュラ月餅、薬局が転売かニセモノか?【香港―社会】

今年の中秋節は10月4日。人気があって例年完売となるザ・ペニンシュラの月餅だが、先ごろ新界の薬局で販売されているのが見つかり、商品の真偽を疑う声も出ている。9月6、7日付『香港経済日報』『大公報』などによれば、大埔や上水の並行輸入品を売る店や薬局36店のうち58%にあたる21店で、すでに正規販売では完売したザ・ペニンシュラや美心(マキシムズ)などの月餅が売られていたという。ザ・ペニンシュラの中華料理レストラン「嘉麟楼」のカスタードあんミニ月餅8個入りは公式サイトの予約販売価格が348ドルなのに対し、それらの店で見つかったものは2~72ドル高めの値段で売られているようだ。店員は本物だと話しているそうで、予約販売で大量に入手したものを店頭で売っている可能性もある。ザ・ペニンシュラの月餅は、過去にもギフト券販売日に客が殺到したことや詐欺事件が起きるなど、その人気を裏付けるようなニュースが例年報じられている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170906_3328/

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