旺角暴動の女性被告、裁判逃れ台湾に亡命【香港―政治】

昨年の旺角暴動に参加して暴動罪で起訴された李倩怡氏(18歳女性)はこのほど、台湾に潜伏していることが明らかになった。8月28日付香港各紙によると、李氏は1月17日に区域法院で行われた公判に出席しなかったため、法廷が指名手配令を発布。メディアでは台湾に逃れ「政治庇護」を求めていると報じられた。1月6日に台湾に入境し、滞在可能な30日を越えても出境した記録はないことが6月に確認された後、8月22日にネット上で本人が読み上げて録音したとみられる「亡命声明」が流れた。録音の中で李氏は開廷前に台湾に逃亡し「台湾独立」勢力の協力によって台湾に留まっていることを明らかにした。「香港の法治は信用しない」「当局に政治起訴された」などと主張し、「裁判を逃れて台湾に亡命したのは、新たな自由の可能性を探るため」と述べた。警察はすでに李氏を監察リストに入れ、香港に再入境した際に逮捕するもようだ。台湾との間で犯罪人引き渡し条約は交わされていないため、目下のところ台湾当局に協力を求める計画はないという。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170809_2549/

 

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