占拠行動学生リーダーの禁固刑に抗議デモ【香港―政治】

非親政府派は8月20日、高等法院(高等裁判所)上訴庭が下した「セントラル占拠行動」の学生リーダー3人と新界東北部開発の反対デモの13人の量刑見直しに抗議するデモ行進を行った。21日付香港各紙によると、デモは香港衆志、社会民主連線(社民連)、本土民主前線、民主党などが開催。湾仔からセントラルの終審法院(最高裁判所)前まで行進した。参加者は警察の推計でピーク時に2万2000人となり、今年の7・1デモの1万4500人(主催者発表では6万人)を上回った。デモ主催者は統計をとっていなかったが、スポークスマンである香港専上学生連会(学連)の●敖暉・前副秘書長は2014年の占拠行動以降に行われたデモとしては最大になったと指摘。民主化運動が低迷していたものの「今回の参加者数から市民は妥協しないことが示された」と述べた。一方、特区政府は「当局は法治精神と司法の独立を尊重する。上訴には全く政治的考慮はなく、法廷が政治干渉を受けたとの指摘も全く根拠がない」との声明を発表。2つの弁護士団体も政治干渉を否定する声明を出した。【●=山かんむりに今】【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170821_2863/

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