啓徳空港跡地施設、9割は一般向け店舗に【香港―経済】

そごうを経営する利福国際が計画していた啓徳空港跡地の商業施設だが、概要が発表された。8月8日付香港各紙によると、これは同社の中間決算発表(2017年1~6月)であきらかになったもの。敷地面積はおよそ10万平方メートルで、18階建てのツインタワーの自社ビルになるという。同社の潘福全・財務総監は「施設の9割は小売りや飲食、娯楽施設などの一般消費者向けのリテール店舗になるが中核にはそごうを置く」と述べ、劉鑾鴻・会長も「銅鑼湾そごうに近い形の日本のデパート形式の商業施設で、東九龍の消費者を引きつけたい」と付け加えた。2021年竣工、22年営業開始を目指す。同社の同期におけるグループ全体の純利益は17億1700万ドルと、前年同期比で192.6%増と3倍近い数字になるなど好調だ。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=16227

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