週末37℃超えの酷暑、熱中症で7人が入院【香港―社会】

香港周辺に接近した2つの台風の影響で、香港各地で37度を越える猛暑となった。7月31日付香港各紙によると、30日は、空港のあるランタオ島で37.7度を記録したのを筆頭に、上水(37.2度)、沙田(37.2度)、ハッピーバレー(37.6度)、黄大仙(37.3度)など、香港の多くの街で37度を超える猛暑となり、2015年8月9日の記録と並んだ。高温による大気汚染も深刻で、香港天文台が「深刻な汚染レベル」とする数値10を中環や旺角、観塘、屯門などで記録したが、それを上回る「10+」が将軍澳と銅鑼湾で観測された。また、登山中に倒れて危篤状態となった19歳の学生をはじめ、計7人が熱中症により病院に運ばれたほか、高齢者向け緊急通報サービスに900件以上の通報があり、そのうち53人が病院で治療を受けるなど市民の健康にも影響が出た。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170725_2294/

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