粤港澳大湾区、4者が枠組み協定に調印【香港―経済】

習近平・国家主席来港中の7月1日、中央政府と広東省、香港、マカオの3地政府は粤港澳大湾区の建設推進に関する枠組み協定に調印した。林鄭月娥・行政長官、国家発展改革委員会の何立峰・主任、広東省の馬興瑞・省長、マカオ特区の崔世安・行政長官は香港で習主席立ち会いの下、「広東省・香港・マカオの協力深化、大湾区建設推進の枠組み協定」に調印。協定では1国2制度の方針を全面的かつ正確に貫徹し、協力システムの改善・革新し、相互に有利な協力関係を構築することが提示されたほか、インフラ施設の建設、市場の一体化、国際科学技術イノベーションセンター、現代産業体系の共同発展、良質な生活圏構築など粤港澳大湾区の重点的な協力分野を確定。協力目標には香港の国際金融・海運・貿易の3大センターの地位を強化することや、オフショア人民元業務の世界的ハブの地位と国際資産運用センターとしての機能の強化なども盛り込まれ、4者は毎年定期的に会議を開催し、重大な問題や協力事項の調整・解決を図ることも確認された。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=17277

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