先週末の住宅市場、中古指標の上昇に歯止め【香港―経済】

先週末(6月24~25日)の住宅市場では、新築・中古ともに取引が低迷した。26日付香港各紙によると、両日の新築物件の取引は約19件で、前週末の約20件から1件減った。1月末の春節(旧正月)連休にわずか17件だったの次ぐ少なさとなり、過去5カ月で最低となった。一方、中古物件の取引は、中原地産(センタライン・プロパティー)が指標とする10大団地の取引は3件で、前週末と同じ。美聯物業(ミッドランド・リアルティー)が指標とする10大団地の取引は3件で、前週末の5件から2件減った。23日に発表された中古住宅価格の指標となる中原城市領先指数(CCL)は159.12(前週比0.48%下落)で、19週連続の上昇から下落に転じた。過去最高記録の更新も17週連続で歯止めがかかった。梁振英・行政長官が就任した12年7月の105.46に比べると約50.9%高い。指数は6月12~18日に正式契約された取引に基づくが、主に5月29日~6月4日に交わされた仮契約が反映されている。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170620_1241/

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