台風による豪雨、スイカ畑の損失30万ドル【香港―社会】

今年初の台風警報シグナル8発令となった台風2号(苗柏/Merbok)の襲来。台風警報が解除された後も大雨警報が出されるなど同日正午まで豪雨が続き、各地で浸水や土砂崩れの被害が発生した。6月14日付香港各紙によると、13日8時から17時に政府当局に通報があった樹木の倒壊は75件(香港島14件、九龍7件、新界54件)だった。また、当局が確認した浸水の報告は19件、土砂崩れは香港島、上水でそれぞれ1件あった。中でも被害が大きかったのが天水囲田厦路一帯の浸水で、ひざの高さまである洪水が家屋に入り5人が消防隊に救助された。13日10時ごろには大潭道の貯水池近くの斜面が8メートル四方ほどの土砂崩れを起こし、一時通行止めとなった。一方、この豪雨で上水古洞燕崗村の農地が水没。水の深さは4フィートに達し、畑に植えられていたスイカがだめになってしまったという。ほかの野菜も被害を受け、農家の損失は30万ドル以上に上る見込みだ。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170614_1053/

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