中連弁主任、若者への分離主義の影響批判【香港―政治】

中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の張暁明・主任は6月6日、香港各界青少年活動委員会の返還20周年イベントで講演し、昨今の分離主義思想を批判した。7日付香港各紙によると、張主任は若者らに対し「人生の夢を実現するのに1つ重要なことは1国2制度の方針、香港と国家の関係を正確に認識すること」と促し、国の歴史と文化を認識し、国情を理解する者だけが国の発展の大勢に融合でき、香港の位置付けと優位性を見つけ、自身の事業に発展の余地ができると指摘。さらに「本土分離思潮(排他主義、分離主義)が一部の青年をミスリードする状況下、この点は強調する必要がある」と述べた。一方、梁振英・行政長官は同日の記者会見で先の天安門事件追悼集会に触れ、「中国人としての身分を認めないため追悼しないという学生は、深く考えさえすれば香港は中国の一部であることが分かる。彼らがどう思っていようとも国際社会は彼らを中国人とみなす」とコメントした。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17713

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