南亜系集団140万強奪、両替店主を襲う【香港―社会】

両替店店主を刺傷し、現金40万ドルなどを奪う強盗事件が起きた。5月29日付香港各紙によると、現場は27日23時すぎの尖沙咀。重慶大廈の仕事場を離れ、国際広場横を歩いていたカナダ国籍のサムさんとフィリピン人の妻が帽子とマスクで顔を隠した南アジア系と思しき男4人に囲まれた。男たちは妻に離れるよう指示するやいなや、持っていた牛刀でサムさんの体を6カ所刺し、背負っていたバッグを強奪、近くに停めていた乗用車で逃走したという。サムさんは現在も危険な状態が続いており、奪われたバッグには外貨など現金40万ドルのほか、100万ドル相当の「カルティエ」の腕時計、店の鍵、パスポートなども入っていたようだ。警察では犯人らの行方を追っているが、28日の朝8時ごろ、屯門の青龍頭で燃やされた乗用車が発見され、中から複数の牛刀が見つかったことから、犯人らが乗り捨てたものとみて調査を進めている。また、各メディアでは強奪までにかかった時間がわずか6秒だったと報じており、熟練者の仕業とみる声は多い。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15125

Share