デベロッパーに対する銀行融資を引き締め【香港―経済】

香港金融管理局(HKMA)は5月12日、不動産デベロッパーに対する銀行融資と住宅ローンの引き締めを発表した。13日付香港各紙によると、HKMAは住宅相場と地価の高騰、金融市場の資金供給リスクを注視し、銀行がデベロッパーに提供する建築融資のリスク管理措置を発表。一般融資上限はこれまで地価コストの50%、建築コストの100%、全体的融資は物件完成後の予想価値の60%を超えてはならないとなっていたが、6月1日からそれぞれ40%、80%、50%に引き下げる。デベロッパーの負債比率が高い場合、銀行はさらに融資比率の引き下げを検討しなければならない。またデベロッパーが新築物件販売の際に購入者に提供する高比率の第2住宅ローンが問題視されていることから、銀行はこれらデベロッパーに対する資本金要求を高めるよう指示した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=17275

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