西環占拠、香港衆志や社民連の9人を起訴【香港―政治】

香港警察は4月27日、立法会議員の就任宣誓に関する基本法解釈に反対するデモが大規模な衝突に発展した昨年11月6日の事件をめぐり9人を逮捕・起訴した。4月28日付香港各紙によると、逮捕されたのは社会民主連線(社民連)の呉文遠・主席と周嘉発・副秘書長、陳文威氏、香港衆志常務委員の林淳軒氏と林朗彦氏、大専政改関注組の葉志衍氏と廬徳昌氏、嶺南大学学生会の鄭沛倫・前会長、人民力量の周樹栄氏ら。起訴の罪状は呉氏と林淳軒氏が「他人に公共の場所で秩序を乱す行為を煽動した罪」で、ほかは「違法集結への参加」や「公務執行妨害」「警官襲撃」。5月5日に東区裁判法院で公判が行われる。林淳軒氏は昨今の警察の逮捕・起訴活動について「梁振英政権の大型政治清算」と批判、民主派議員25人は連名で政治弾圧と非難する声明を出し、民主党の●謹申・議員は「7月1日までに抗議活動を大幅に減らす狙い」と強調。だが民主建港協進連盟(民建連)の陳克勤・議員は「香港では毎日のようにデモが行われているが、違法行為がなければ起訴されることはない。民主派は何でも『政治弾圧』と言って本来の違法行為をごまかすべきでない」と指摘した。【●=さんずいに余】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16563

 

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