犬と交わった男、傷害罪も併せ禁固7カ月【香港―社会】

ランタオ島でメスの野良犬をレイプした男の裁判が西九龍裁判法院で4月21日行われ、禁固7カ月の有罪判決が言い渡された。4月22日付香港各紙によると、被告(58歳既婚)は2月1日に東涌黄龍坑石●付近でメス犬と交わったほか、2月10日の初公判出廷後に裁判所の門前で被告を追いかけたメディアの撮影記者を襲撃したことでも起訴されていた。7カ月の刑期の内訳は、6カ月が獣姦罪、1カ月が襲撃罪によるものだ。被告は初公判から一貫して罪状を認めていたものの、「あの犬と交わるよう命令する女性の声が聞こえた」と釈明。弁護側は犯行当時、被告は酔っていてアルコールの影響があったと主張していた。香港で獣姦によって有罪が確定したのはこれが2例目。2000年にホンハムの公衆トイレで犬をレイプした男に禁固2カ月が確定した例がある。しかし4月21日の公判で裁判官は、今回は区域法院によって裁かれる民事事件であり、2000年の案件は刑事事件だったため今回の案件に影響を及ぼす判例とはならないと解説している。【●=さんずいに間】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16778

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