トラム横転事故、いまだ原因わからず【香港―社会】

香港島側を走っているトラム(路面電車)が脱線し横転、乗客がけがをする事故が起きた。4月7日付香港各紙によると、事故が起きたのは7日の午前零時過ぎのHSBC本店付近。屈地街行きのトラムが金鐘道から徳輔道中に差し掛かったところで車両が線路を外れて横転したという。乗客13人と運転士がけがを負い、うち1人は命に別状はないものの現在も入院中だ。警察では運転手が曲がり道で減速を怠ったのが原因と見て運転士の男(23)を危険運転の罪で逮捕したが、いわゆるブラックボックスの運転記録には危険を生じさせるほどの速度を出した形跡が見つからず現在は保釈中、いまだ事故原因は判明していない。併走していた城市バスがトラムを追い抜いてすぐに脱線したこともあり、当初はバスとの接触が原因とも考えられたが、該当するバスの車体に損傷がなかったことや乗客の証言などから否定されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16662

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