■旺角暴動、タクシー放火犯に有罪判決【香港―政治】

区域法院(地裁)は4月3日、昨年の春節(旧正月)に発生した旺角暴動でタクシーに放火した被告に有罪判決を下した。4日付香港各紙によると、被告は公開大学コンピューター技術職員の楊家倫氏(32歳)。昨年2月9日に旺角の鼓油街と花園街の交差点付近で暴動に参加し、徳利汽車(香港)有限公司のタクシー1台に火をつけて損壊させた。警察は昨年2月26日に楊氏を自宅マンションの入り口で逮捕。楊氏はすべての容疑を否定したが、裁判官は楊氏が事件後にオクトパスカードを買い換え、眼鏡をかけるのをやめ、自宅のパソコンデスクにパソコンがないことから犯行隠ぺいを画策したとみなし、犯人である証拠と判断。暴動参加と放火で有罪と裁定した。旺角暴動での暴動罪が成立した案件は2件目で、有罪判決が下された4人目の被告となった。楊氏はただちに収監され、10日に量刑が下される。最高刑罰は暴動罪が禁固10年、放火罪が終身刑となる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15846

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