１２月２８日に開通を予定しているＭＴＲ南港島線（東区間）の海洋公園駅のオープニングセレモニーが１９日に行われた。２０日付香港各紙が伝えた香港鉄路（ＭＴＲＣ）の話によると、南港島線はピーク時には３分ごとに１本の列車を運行、アドミラルティー駅と海怡半島駅を１１分で結び、アドミラルティー駅と海洋公園駅の所要時間はわずか４分となる。チムサーチョイ駅から海洋公園駅までも１２分で移動できるという。しかし、●湾線、港島線との乗り換え駅となるアドミラルティー駅の利用者が増えることから、混雑は必至。プラットホームの混雑解消を目的に、ピーク時には一部の改札やエスカレーターを停止するほか、職員を派遣して乗客の流れをコントロールする予定だ。一方、南港島線は無人運転システムが導入されており、車両は中国北車集団傘下の長春軌道客車製造の３両編成となるため、プラットホームの全長が他の路線よりも短くなっている。運転室がないため、ガラス張りの先端車両の窓からは地上駅周辺の風景も楽しめる造りは乗客に喜ばれそうだ。【●＝くさかんむりに全】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16362