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最新号の内容 -20161005   No:4041
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理工大学で「統一・独立の戦い」フォーラム

 香港理工大学学生会は10月3日、非親政府派の次期議員4人を招いて「香港2047 議会抗争と統一・独立の戦い」と題するフォーラムを開催した。10月4日付香港各紙によると、出席したのは熱血公民の鄭松泰氏、青年新政の游●禎氏、無所属の劉小麗氏、公民党の譚文豪氏で、聴衆は約200人集まった。鄭氏は選挙中に掲げていた市民による憲法制定や「基本法永続」による独立をあらためて主張、游氏は単程証(中国本土からの移住ビザ)の廃止を提唱するなどで、会場からは反発の声も上がった。一方、梁振英・行政長官はこのほど『経済導報』の取材を受け、「一部の若者は香港の前途について間違った認識と判断を持っている。50年不変の後は主権まで変えていいと思っている」と指摘。これら間違った認識を持つ若者は教育を通じて思想の偏りを正すべきで、彼らに「香港が中国の一部であることに期限はなく、2047年以降も変わらない」と言わなければならないと強調した。【●=草かんむりに恵】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15789