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最新号の内容 -20161004   No:4040
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油麻地でネパール人内紛、警官が4発発砲も

 油麻地の路上でネパール系住民同士の暴行を止めようとした警官が発砲、撃たれた2人のうち1人が重傷を負った。10月3日付香港各紙によると、事件が起きたのは2日早朝の白加士街と南京街の交差点付近。ネパール系とみられる男5~6人が丸腰の1人に対し大型のナイフで切りつけるなど暴行を加えていたという。駆けつけた警官3人が制止するも無視し暴行を続けたため、警官は暴漢2人に向け計4発を発砲。現在、被害者の男性は一命を取りとめ落ち着いた状態で、一発だけ撃たれた男はタクシーで逃走後に身柄を確保、腰や脚などに3発を受けた男は危険な状態にあるという。警察では残りの加害者の行方を追っているが、足取りはまだつかめていない。今回の事件は、暴力団内で起きた無免許経営のバーの利益の配分に関する内輪もめが発端とみられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=9091