特区政府統計処は９月２７日、２０１６年８月の貿易統計を発表した。８月の輸出総額は前年同月比０．８％増の３０９７億ドルで、１５カ月ぶりに増加に転じた。うち再輸出は同０．８％増の３０５７億ドル、地場輸出は同３．４％減の４０億ドル。輸入総額は同２．８％増の３３１８億ドル。貿易赤字は輸入総額の９．４％に当たる３２１億ドルだった。アジア全体への輸出は同３．８％減。中でも増加が目立ったのは、インドの同２７．４％増、台湾の同２０．８％増、中国本土の同４．３％増、韓国の同３．２％増、マレーシアの同１．６％増。これに対し、ベトナムは同１３．５％減、日本は同１１．０％減、フィリピンは同２．３％減少した。一方、他地域向けの輸出では、米国が同８．７％、ドイツが同８．５％、英国が同８．３％、いずれも減少した。１～８月の輸出総額は前年同期比３．４％減、輸入総額は同４．２％減となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15490