特区政府統計処は８月２５日、２０１６年７月の貿易統計を発表した。７月の輸出総額は前年同月比５．１％減の３０４５億ドルで、１５カ月連続の減少。前月の同１．０％減から減少幅は拡大した。うち再輸出は同５．１％減の３００６億ドル、地場輸出は同５．８％減の３９億ドル。輸入総額は同３．３％減の３３７８億ドル。貿易赤字は輸入総額の９．９％に当たる３３３億ドルだった。アジア全体への輸出は同５．４％減。中でも減少が目立ったのは、ベトナムの同１０．７％減、インドの同９．３％減、フィリピンの同８．５％減、中国本土の同６．４％減、マレーシアの同１．８％減。これに対し、台湾は同１８．１％増、シンガポールは同８．７％増、韓国は同４．５％増だった。一方、他地域向けの輸出では、英国が同１９．４％、ドイツが同５．８％、米国が同１．７％いずれも減少した。１～７月の輸出総額は前年同期比４．１％減、輸入総額は同５．２％減となっている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15225