特区政府統計処は７月２６日、２０１６年６月の貿易統計を発表した。６月の輸出総額は前年同月比１．０％減の２９６５億ドルで、１４カ月連続の減少。前月の同０．１％減から減少幅は拡大した。うち再輸出は同０．８％減の２９２９億ドル、地場輸出は同１２．９％減の３６億ドル。輸入総額は同０．９％減の３４２１億ドル。貿易赤字は輸入総額の１３．３％に当たる４５６億ドルだった。アジア全体への輸出は同０．５％増。中でも増加が目立ったのは、台湾の同１０．１％増、インドの同９．２％増、中国本土の同１．８％増、韓国の同０．９％増。これに対し、シンガポールは同９．４％減、タイは同９．１％減、日本とマレーシアはともに同８．２％減と輸出が減った。一方、他地域向けの輸出では、英国が同１０．３％、米国が同７．３％いずれも減少したものの、ドイツは同０．１％増加した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14987