９月４日に投開票される立法会議員選挙では暴動などに備えて２５００～５０００人の警官が動員されるもようだ。８月２４日付香港各紙によると、香港警察は職員に対し９月３～５日はできるだけ休暇を取らないよう通達。選挙主任に対する脅迫行為が相次いでいることもあり、投票日には過激な本土派（排他主義勢力）によるデモ活動が発生し、暴動に発展する可能性も予想されている。５９５カ所ある投票所には警官を少なくとも２人ずつ配備し、周辺パトロールも合わせると約２０００人を要する。さらに突発事件に備えて約２０００人を待機させ、うち半分は機動隊となる。中央開票所となるランタオ島のアジア国際博覧館にも機動隊を配備し、各党の陣営が場内で衝突を起こすのに対処。激戦区である新界東選挙区も重点的に警備を強化する。現在のところネット上では投票日に集会や抗議活動を予定している組織は見当たらないが、旺角暴動の経験からデモ隊が短時間に集結して行動を起こせることが分かっているため、警戒を高めている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15462