全国香港マカオ研究会の劉兆佳・副会長は７月２４日、無線電視（ＴＶＢ）の番組に出演し、立法会議員選挙の立候補届け出での香港基本法を擁護する確認書について解説した。２５日付香港各紙によると、劉氏は「独立派の立候補資格を取り消せば逆効果となる」と認めながらも、「独立派が立法会議員になれば立法会は独立宣揚のプラットホームとなり、外国勢力がこれら勢力を利用して中国にトラブルをもたらす」ことを中央が懸念していると指摘。国家の安全のためには親政府派が２、３議席失うのも覚悟しているという。確認書に署名しなかった本土民主前線の梁天●氏は２２日に選挙主任からメールを受け取り、基本法擁護の声明に署名したのにメディアなどで独立を主張していることから、引き続き独立を主張・推進するか２３日までに回答するよう要求された。梁氏は回答期限を２７日まで延期するよう要求したほか、フェースブックのカバー写真を基本法に変え、過去の投稿を削除して「基本法を擁護する」などと書き込んだ。【●＝王へんに奇】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15205