立法会議員選挙の立候補届け出での香港基本法を擁護する確認書について、民主派各党は７月２１日、一律署名しないことを決定した。２２日付香港各紙によると、民主派各党は２１日に会議を開き、確認書に署名するかどうかを討議した。公民党の郭栄鏗・議員（法曹界選出）は「確認書には法的基盤がなく、政治的ふるい落としをもたらす。選挙主任が確認書だけで候補者が誠意をもって署名したか判断できるとは思えない」として、民主派各党はいずれも署名しないと述べた。だが立法会の曽●成・議長は「候補者はそもそも基本法擁護の声明に署名しなければならないので、さらに一部条文に関する確認書に署名するのは新たな要求ではない」と説明したほか、「香港が中国の一部であることを認めたくないのなら、立候補すべきではない」と批判した。消息筋によると、署名拒否を表明している候補者が多いため、選挙主任は個別に会見する予定はない。だが遅くとも候補者紹介が行われる８月２日までに独立を主張する候補と面会し、立候補資格を認めるかどうかを決めるという。【●＝金へんに玉】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=15196