特区政府統計処は４月２６日、２０１６年３月の貿易統計を発表した。３月の輸出総額は前年同月比７．０％減の２７５４億ドルで、１１カ月連続の減少。前月の同１０．４％減から減少幅は縮小した。うち再輸出は同７．０％減の２７１８億ドル、地場輸出は同１０．７％減の３６億ドル。輸入総額は同５．８％減の３２２４億ドル。貿易赤字は輸入総額の１４．６％に当たる４７０億ドルだった。アジア全体への輸出は同９．３％減。中でも減少が目立ったのは、韓国の同１５．２％減、マレーシアの同１１．４％減、中国本土の同１１．０％減、フィリピンの同５．３％減、台湾の同４．９％減。これに対し、インドは同３．９％増、シンガポールは同０．７％増と輸出が増えた。一方、他地域向けの輸出では、米国が同０．１％減、英国が同１１．６％増、ドイツが同１．４％増だった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14262