特区政府統計処は３月２９日、２０１６年２月の貿易統計を発表した。２月の輸出総額は前年同月比１０．４％減の２０４５億ドルで、１０カ月連続の減少。前月の同３．８％減から減少幅は拡大した。うち再輸出は同１０．５％減の２０１８億ドル、地場輸出は同８．４％減の２７億ドル。輸入総額は同１０．１％減の２３７６億ドル。貿易赤字は輸入総額の１３．９％に当たる３３１億ドルだった。アジア全体への輸出は同７．５％減。中でも減少が目立ったのは、フィリピンの同２６．１％減、台湾の同１７．４％減、日本の同１７．１％減、韓国の同１６．９％減、タイの同１２．８％減、中国本土の同６．４％減。これに対し、インドは同２７％増と輸出が増えた。一方、他地域向けの輸出はいずれも減少し、英国向けは同２６．６％減、米国が同２３．２％減、ドイツが同１４．９％減。だった。春節（旧正月）の影響を考慮するため１～２月を合わせて計算すると、輸出総額は前年同期比６．６％減、輸入総額は同９．５％減となる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14027