中国本土の高速道で、スポーツカーを法定速度をはるかに越えるスピードで運転していた罪で、香港市民１１人が逮捕されていたことがわかった。１１月１３日付香港各紙によると、車はすべて香港ナンバーで、車種はフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニ、日産ＧＴＲなど高級車ばかりだったという。容疑者らは今月６日と７日にわたり、広深沿江高速公路（広州－深セン沿岸高速道路）を車線を無視し時速２００キロ以上のスピードで運転、仲間内でレースなどを楽しんでいたとみられている。一般ドライバーの通報を受け、警察は速度違反取締機で車両を特定。当該車両が香港に戻っていないことを確認し、検問で車両とドライバーの身柄を確保、危険運転およびスピード違反の罪状で逮捕した。この件について香港のあるスポーツカー愛好者は「自動車道の法定速度が１１０キロ以下の香港ではスポーツカーは宝の持ち腐れ。香港ナンバーの本土乗り入れが簡素化された今、広く長い道を求めて本土に向かうスポーツカーオーナーは増えている」とコメントしている。【関連記事】