日清食品、年内にも香港市場に分離上場か【香港―経済】

「出前一丁」や「合味道(カップヌードル)」で香港でもなじみの深い日清食品が、香港市場で分離上場することがほぼ確定した。5月3日付香港各紙によると、すでに東京証券取引所で上場済みの同社だが、今回は中国本土および香港での事業を分社化し、香港市場で上場するというもの。早ければ第2四半期中に上場申請を行い、年内にも上場する予定だ。主幹事は野村証券が務め、最高で2億米ドル(15億6000万香港ドル)を調達する見込み。上場目的は中華圏での事業拡大をにらんだものとみられ、同社では2020年までに日本円ベースで537億円の売上高を目標としており、香港内と浙江省に新工場の建設も予定している。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=8095

Share