台湾で発禁の日本製哺乳瓶、香港でも対応【香港―社会】

有害物質が検出されたとして一部の日本製哺乳瓶が販売停止となった。7月5日香港各紙によると、その商品とはチュチュベビー製の「スリムタイプPPSU哺乳びん」。乳幼児の発育に影響があると言われている化学物質「ビスフェノールA」が検出されたとして台湾で発売禁止になったことを受け、香港の輸入業者などが一時的に販売を自粛しているという。ただ、香港ではビスフェノールAに関しては含有量が0.03マイクログラム以下ならば規制の対象外となっており、厳密には販売禁止の対象とはなっていない。香港海関(税関)では「報道内容を精査し、国際基準も考慮して対応を決めたい」と答えるにとどまっているが、消費者委員会は「ビスフェノールAがあきらかに人体に有害であるという根拠は今のところない。もし心配ならビスフェノールAを含んでいないガラス製の哺乳瓶の使用を」と市民に呼びかけた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20170619_1146/

 

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