13歳男児が12歳男児に性的暴行 【香港―社会】

児童養護施設で、入所中の13歳の男児が12歳男児に性的暴行を加える事件が発生した。8月30日付香港各紙によれば、慈善団体の東華三院が運営する柴湾の「楽賢児童之家」で、13歳の男児が軽度の知的障害をもつ12歳男児に口淫をさせたほか、性行為を強要した疑いがあるという。被害児童は先ごろ一時帰宅した際に施設に戻りたがらず、8月11日に暴行されていたことが判明した。同施設は通報し、警察では当初は襲撃事件として処理したが、その後わいせつ事件として捜査が進められている。同施設の話では、加害児童がこれまでに同様の事件を起こしたことはなく、過去8カ月間に性的暴行が疑われる事件は起きていないという。東華三院は香港で最も歴史が長いとされる事前団体で、3つの病院を経営するほか、4~18歳を対象とする児童養護施設を11カ所運営している。楽賢児童之家の児童による性的被害はこれが初めてではなく、2017年には入所中の7歳の女児が9歳の男児に服を脱がされ、口淫を強要される事件が起き、その加害男児は同時期に別の男児に性的暴行した疑いもあった。施設の管理体制に問題がなかったか波紋を呼んでいるが、同施設では当該男児の直接的な接触を避けるなど、再発防止に取り組むという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/history/index2.php?id=1737

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