台風翌日の通勤ラッシュ、駅に数千人あふれる【香港―社会】

9月16日に台風22号(マンクット)が香港に最接近し、甚大な被害をもたらした。倒木は1500件以上に上り、各地の幹線道路など各地で交通マヒが続いたが、MTR東部線では倒木や浸水、電線の損傷で列車の運行が影響を受けてダイヤが大幅に乱れた。9月18日付香港各紙によると、運輸署の発表では、主要バス路線600のうち、9月17日午後に運行再開した路線はわずか120余り。17日22時30分時点で229路線が運行再開、定期路線を走るミニバス(緑のミニバス)655路線のうちほとんどが運行を再開した。MTR東部線は、1日に2件の電線の故障が発生し、一時は8つの駅で運行を停止。17日朝はいつもよりも早めに家を出たという市民が多かったものの、列車の本数が限られていたほか線路の片側通行措置などもあり、出勤ラッシュ時には数千人の市民が駅構内にあふれるなどの混乱を招いた。【関連記事】https://www.hkpost.com.hk/20180918_13541/

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