銅鑼湾のいろりがリニューアル
ウナギは日本産と中国産を使用。生きたまま店に入れてさばいているので鮮度は抜群。新鮮なだけあって肝など香港では珍しい一品も堪能できる。ウナギの主なメニューはうな重の並260ドル、特上460ドル。
同店では本格的な更科そばが食べられるのも特徴だ。更科そばは創業220年余りの歴史を誇る「更科堀井」が提供。通常だと日持ちの問題から乾麺を使用するが、ここでは日本の工場と研究を積み重ねて開発した半生麺を使用。そばの実の中の白い部分だけを使っている更科そばは食感もつるっとしてのど越しがいい。本店と同じ味を出すために出汁パックやつゆは日本から輸送されてくるという徹底ぶりだ。
ディナーもサイドメニューが豊富。刺身盛り合わせ、一品料理などあわせて130品にも及ぶ。日本酒、焼酎も約20銘柄。残暑が続く折、本格的なそばを食べながら一杯やるのもいかがだろうか。 ■日本料理いろり
所在地:2/F, Bartlock Centre 3, Yiu Wa street, Causeway Bay, Hong Kong
香港の歴史漫画家、李志清氏が7月31日から8月4日に香港大会堂(香港シティーホール)の展覧館(エキシビション・ギャラリー)で個展「李志清個人画展2014」を開催した。李氏は『孫子の兵法』『孔子と論語』『三國志』『水滸伝』『無名英雄』などの作品で知られる。また、2007年6月には日本外務省主催第1回「国際漫画賞」で『孫子の兵法』が26カ国146作品の中から最優秀賞に選ばれるなど、日本とも縁のある漫画家だ。7月31日にはオープニングセレモニーが行われ、李氏と親交のある弁護士で本紙コラムニストの林沙文(ケリー・ラム)氏も出席した。李氏は「初日から多くの方にお越しいただき本当に嬉しいです。今回の個展を通してこれまでと異なる形で作品を皆さんにお見せできたと思っています」とコメント。「日本でも同じように個展を開きたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。(撮影・楢橋里彩)
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