中国の電子商取引最大手、アリババ・グループ・ホールディングは、韓国市場の開拓に注力している。韓国メディアの報道によると、アリババの馬会長は18日、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と会談。電子商取引やオンラインゲームなどの分野における両国の提携について、意見を交換した。馬会長が韓国を訪問するのは、直近半年で3回目。今年7月には、習近平国家主席の訪韓に随行していた。市場ではこれより先、アリババが韓国のサムスン電子と提携するとの観測が浮上している。馬会長は昨年末、サムスンの申宗均（シン・ジョンギュン）共同最高経営責任者（CEO）と会談を行っている。中国のスマートフォン市場では国内メーカーの台頭でサムスンが苦戦しており、巻き返しを図るには、アリババのような強力なパートナーが必要だと指摘されている。（フィスコ提供）【関連記事】