香港人の６％がトイレの後に手を洗っていないことが分かった。７月１１日付香港各紙によると、衛生署では今年２月に１２歳以上の２００１人を対象に電話アンケートを行い、個人の衛生習慣について調査した。その結果、回答者の６％が「トイレの後に必ず手を洗うわけではない」と答え、２００５年の同様の調査に比べ１．７ポイント増加した。中でも男性回答者では９％に上った。また「ゴミを処理した後に必ず手を洗うわけではない」と答えた人は３５％で、男性回答者では３６％、女性では２４％を占めた。「せきやくしゃみをした後に必ず手を洗うわけではない」と答えた人は６３％に上った。「手を洗うときに石けんを使って２０秒以上きちんと洗う」と答えたのはわずか７．５％だった。衛生署では糞便１グラム中には１億個の細菌が含まれていると指摘。トイレの後は石けんを使い、しっかり手を洗うよう呼び掛けている。【関連記事】