格安航空会社（ＬＣＣ）のピーチ航空が、９月と１０月の香港～大阪線の増便を決定した。７月１５日付香港各紙によると、期間は９月１日（日）から１０月２６日（土）の間の週末３日間のみ。同社の井上慎一ＣＥＯは「今回の増便は試験的なもの。空港側との交渉次第だが、結果によっては増便も検討したい」と増便に積極的な姿勢を見せた。ただその一方で、香港国際空港はスケジュールが過密で割り当てが得られない場合もあるとして、マカオ便での代替も検討しているという。同社はこの７月で香港～大阪間就航１周年を迎えるが、搭乗率が８５％の高率を続ける好調ぶりで、８月には新機材を１機投入の予定。ちなみに利用者の割合で最も多いのが香港市民で４０％、日本人は３５％どまりで、中国本土が１５％となっている。２０～２９歳の若い女性客が過半数を占めているのも特徴的だ。