普通選挙をめぐるセントラル占拠行動の発起人が３月２７日、信念書を発表し、２０１７年の行政長官選挙で普通選挙を実現すると宣言した。２８日付香港各紙によると、信念書を発表したのは香港大学法学部の戴耀廷・副教授、香港中文大学社会学部の陳健民・副教授、香港市民支援愛国民主運動連合会（支連会）常務委員の朱耀明・牧師の３人。５月に１０００人以下の小規模な討論会を行った後、来年初めに１万人規模の討論会を経て政治体制改革案を提出、政府が無視すればセントラル占拠行動を起こす計画だ。実行は来年７月と予想される。戴副教授は「一部の道路をふさぐだけで、セントラルを全面的にマヒさせることはない」と行動は非暴力的であることを強調。「参加者は逮捕されたら抵抗せず、拘留される覚悟が必要で、専門職の資格を失う可能性もある」と説明した。