今年で５回目を数える香港ワイン＆スピリッツフェアが香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催される。会期は１１月８～１０日、８・９日はバイヤーのみ入場可能だが、１０日は有料で一般にも開放される。今年は昨年を上回る規模の３０以上の国・地域から９３０社余りが出展、会場ではワインなどの試飲が楽しめる。また、当日は什器や調度品がすべて氷でできたアイスバーでスピリッツやカクテルが供されるほか、通常の４０本分という世界最大のシャンパンボトルもお目見えする。入場料は２００ドルだが、Ｆｕｎｓｈａｒｅ.ｃｏｍのグループ購入チケットを利用すれば９９ドルで入場が可能。現在、香港ではワインの消費量がうなぎのぼりで、２００８年に２８億ドルだった輸入総額は昨年その３．５倍の９８億ドルを記録。今年は世界的な景気低迷の影響でワイン価格が下がったこともあり、前年ほどの額には達していないものの輸入量は右肩上がりの状況だ。