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本土の並行輸入業者、取り締まりに６対策
中国本土の並行輸入業者が新界北部で日用品を買いあさる問題について、林鄭月娥・政務長官は９月１８日、３局８部門の合同会議を開き６つの対策を決定した。対策内容は（１）警察は北部一帯の並行輸入業者による通行妨害などの取り締まりを強化（２）羅湖・落馬洲の税関職員を増員（３）入境事務処は北部一帯で並行輸入に携わる者の身分を確認し、観光ビザの場合は滞在条件違反とみなし、本土の出入境管理部門にビザ取り消しを要求（４）食物環境衛生署は北部一帯の環境衛生を維持（５）地政総署と消防処は、商品仕分けなどに利用されている工業ビルを巡回調査し違反行為を摘発（６）香港鉄路（ＭＴＲＣ）は旅客の荷物持ち込み制限を厳格化――。新界北部では並行輸入業者による買いあさりで物価が上昇しているほか、路上が占拠されるなど住民生活が影響を受けている。１５、１６日には上水駅前で住民による抗議活動も行われた。
