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中華白イルカが半減、わずか７８頭
香港域内に生息する中華白イルカ（通称：ピンクドルフィン）が急激にその数を減らしている。６月６日付香港各紙によると、環境保護団体の香港海豚保育学会が白イルカの出没地点３カ所で生息個体数について調査したもので、それによると、調査開始時の２００３年には１５８頭いた個体が２０１１年現在では７８頭とほぼ半減しているという。同学会の洪家耀・会長は「近年運航数が激増した高速艇が原因。直接衝突して死亡するほか、高速艇の騒音が聴覚の敏感なイルカを広東省など他水域へ追いやってしまった。０３年９月に完成した空港フェリーターミナルの影響も明らか」と指摘、また「現在計画されている第３滑走路建設工事による水質汚染でイルカへの被害はさらに甚大になるだろう」と計画の見直しを求めた。
