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故・司徒華氏、かつて共産党加入を希望
今年１月に死去した香港市民支援愛国民主運動連合会（支連会）の司徒華・前主席がかつて中国共産主義青年団の前身である新民主主義青年団に加入していたことが明らかになった。１１日付香港各紙によると、これは間もなく出版される司徒氏の回顧録『大江東去』で明らかにしている。１９４９年４月、１８歳だった司徒氏は左派誌編集者の紹介で新民主主義青年団に加入。上層部からの指示を受け共産党のために後進を育成する学友社を設立したが、上層部との意見の食い違いで学友社を離れた。６６年には共産党加入を求めたが拒否されたり、８５年の立法会選挙に立候補する際には新華社香港支社に接触して支持を取り付けるなど、８９年の天安門事件発生までは共産党と何らかのかかわりを持っていた。長年ともに活動してきた支連会の李卓人・主席でも聞いたことがない事実だという。
