香港空港管理局（ＡＡ）は３月１９日、香港国際空港の２０１７年２月の利用統計を発表した。２月の航空貨物の取扱量は前年同月比１４．１％増の２９万４０００トンだった。２月の旅客数は同３．１％減の延べ５５０万人。２月の離着陸数は同４．３％減の３万１２３５便だった。一方、昨年と今年は旧正月の時期が異なるため１月と２月の統計は合わせて分析する必要がある。今年１月と２月の航空貨物の取扱量は前年同期比７．７％増の６６万６０００トン。主に再輸出が同１１％増、輸出が同８％増加したことが影響。地域別では北米、欧州、東南アジアとの貨物量の増加が目立った。旅客数は１．０％増の延べ１７０万人。香港市民の海外旅行は同６．０％増で、日本との往来が顕著に増えた。離着陸数は同１．９％減の６万６５５０便だった。１６年３月～１７年２月（過去１２カ月）の累計では貨物取扱量が前年同期比５．３％増の４５７万トン、旅客数が同１．７％増の延べ７０６０万人、離着陸数が同０．２％増の４１万０２５５便だった。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16843