民主派選挙委員約３２０人で構成される「民主３００＋」は２月１１日、会議を行い推薦戦略を討議した。１２～１３日付香港各紙によると、会議には法曹界や教育界などの委員約８０人が出席。推薦について胡国興氏、曽俊華氏、「住民指名」の３つの可能性を討議。医学界の「真普選医生連盟」やエンジニアリング界の「進歩工程」など一部委員は胡氏の政権公約（マニフェスト）が民主派のマニフェストに最も近いとして胡氏への支持に傾いている。曽氏に対しては基本法２３条に関する立場に懸念を持つ委員が多いほか、社会民主連線（社民連）の梁国雄氏の出馬にはおおむね否定的だった。「専業議政」の郭栄鏗・代表は「民主派選挙委員の目標は選挙の競争性確保と西環のコントロールに反対すること」と述べた。胡氏は民主派の推薦で２人が正式候補となることは技術的に可能とみるが、曽氏は難しいとみている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16773