香港空港管理局（ＡＡ）は１月１５日、香港国際空港の２０１６年１２月の利用統計を発表した。１２月の航空貨物の取扱量は前年同月比１１．３％増の４３万５０００トンだった。主に再輸出が同１５％、輸出が同１２％ともに増加したことが影響。地域別では欧州、東南アジア、北米、欧州との貨物量の増加が目立った。一方、１２月の旅客数は同２．８％増の延べ６１６万人。香港市民の海外旅行は同１１％増で、日本、欧州との往来が顕著に増えた。１２月の離着陸数は同０．７％増の３万５６５０便だった。また２０１６年通年の航空貨物の取扱量は前年同期比３．２％増の４５２万トン、旅客数は同２．９％増の延べ７０５００万人、離着陸数は同１．４％増の４１万１５３０便だった。２０１６年は新たに５つの航空会社が香港国際空港の利用を開始し、８路線が就航したことなどが離着陸数と旅客数の増加につながったようだ。