立法会議員の就任宣誓をめぐる基本法解釈に反対するデモが大規模な衝突に発展した昨年１１月６日の事件について、香港警察は１月１１日に１０人を逮捕した。１２日付香港各紙によると、逮捕されたのは香港衆志の林朗彦氏と林淳軒氏、社会民主連線（社民連）の周嘉発氏（副秘書長）と陳文威氏、大専政改関注組の葉志衍氏と廬徳昌氏、嶺南大学学生会の鄭沛倫・会長ら１７～２９歳の男性。このうち周嘉発氏と葉志衍氏は自首した。中央人民政府駐香港特区連絡弁公室（中連弁）のある西環一帯で犯した行為について「違法集会への参加」「公共の場での不当な行為」「攻撃性のある武器を隠し持っていた」などの容疑がかけられている。警察はさらに多くの者が逮捕される可能性を示唆。青年新政の２人についても警察と特区政府律政司が事件とのかかわりを調べており、逮捕・起訴する可能性があるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=16080